『七難七福図』制作①

【『七難七福図』制作①】
来年に向け、『七難七福図』に着手することにしました。まだ下図作り段階ですが、結構大きな作品になりそう。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、『七難七福図』は、江戸時代の絵師・円山応挙の最高傑作のひとつと位置付ける人も多い作品。難を表す[天災巻]と[人災巻]、福を表す[福寿巻]の3巻で構成される絵巻物です。画像は応挙のそれですが、天災、人災の表現については結構グロイものもあります。

この七難七福とは、「七難即滅 七副即生」を指し、多くの災難があるけれど、それは多くの福徳に転ずるという転禍為福の考えです。人災、天災、福寿…いつの自体にも時代それぞれの形があるでしょうが、いま自分が表現したい、または表現しなければならないものと向き合って、筆をとるつもりです。応挙はこの作品を36歳の時に描きあげているので、僕も来年35歳になる時に、代表作の一つとなる作品になるよう取り組もうと思います。

これから、この作品制作について、1年ちょいのあいだ、【『七難七福図』制作①】みたいな感じで番号付けして、制作日記やそれらに関することをたんたんと記していこうと思います。とりあえず、絵の大きさは七難七福の7にかけて、7m77㎝にしようかなぁ

円山応挙『七難七福図』(天災巻)一部
円山応挙『七難七福図』(人災巻)一部
円山応挙『七難七福図』(福寿巻)一部